· 

5回以上も食べるとダイエットにいい

私たちはダイエットという言葉を目にしたり、耳にしたりすると、必ずと言っていいほど食事制限をしようとします。なぜかというとこれが一番手っ取り早く体重を減らすことができそうだから。食べなければ摂取カロリーは減るので、体重は減る。こういう風に考えるわけです。しかし、多くの方がこの方法で失敗しています。これは半分正解で半分間違いだからです。

 

詳しく説明すると、今までは1000kcalの食事をしていました。それが急に500kcalに減ったのです。最初はどんどん体重が減っていきます。自分の目標体重まであとわずか。そして、目標体重に到達したことを確認すると喜ばずに入られません。問題はここから。

 

体重が減った私たちは、そこから一気に1000kcalの食事に戻ってしまうのです。最初に食事制限をし始めた時は結構苦しかったでしょう。それが数日から数週間してくると少ない食事の量でもそれほど苦にならなくなります。だけど、今まで1000kcalも摂取していた私たちの体はやはり今のカロリーでは少ないという錯覚を起こすことになります。

 

そうすると、以前の1000kcalの食事に戻ってしまうわけなのですが、もうあなたの体は500kcalでもいきていけるような体に準備ができてしまったのです。そうすると、1000kcalは必要ないのです。それなのに余分に500kcal摂取すると当然として脂肪が蓄えられていくこととなるのです。

 

これがリバウンドの正体。一度こうなってしまうと痩せにくい体質になって、もっと太りやすくなります。これを繰り返さないためにもしっかりと計画的なダイエットに取り組むことが重要なのです。

腹6分をキープ

お腹いっぱいに食べないで腹8分を心がけましょうとよく言われますが、少しダイエットをしようとした場合腹7分。しかしこれは一日三食食べた場合。腹6分をキープする場合は、もう少しわかりやすく説明すると、お腹がいつも空腹ではなくていっぱいではないという状態です。いわゆるまだ食事しなくてもしてもどちらでもいいかなと感じられる程度。

 

この腹6分をキープするにはこまめに食事をする必要があります。この食事ですが、たくさん食べる必要はありません。少しお腹が減ってきたと思えばバナナを半分食べるとか牛乳を飲むとかでいいのです。とにかく空腹の状態を作り出さないこと。

 

こうすることで、血糖値が安定して、健康な体にもなります。たくさん一気に食事をすると急激な血糖値上昇を招き体にも非常に悪いですし、過度の分泌されるインスリンは中性脂肪を増やし、体に脂肪を蓄えやすくします。これはダイエットを目指す私たちにとっては大敵なわけです。

 

一日に五回から十回の食事をこまめに取ることで、満腹という状態は感じられなくなりますが、いつも空腹ではない状態をキープできますし、満腹ではないから仕事の効率もアップします。

 

あるインド人の友人はこの方法を心がけていて、一回の食事は本当に少なく多くて食パン一枚程度でした。お腹が空いていないか聞くと、「お腹は空いていないけど、いっぱいでもない。」という回答が。実際に私もこの方法を2週間ほど挑戦してみましたが、見事に数キログラム痩せることができました。

 

この時に気をつけた方法を、できるだけお水をたくさん飲むこと。カロリー計算が簡単なようにお菓子などを上手に利用して一日の摂取カロリーをコントロールすること。食事等はこまめに何も摂取すること。確かに結構最初は空腹になってしまったのですが、それは本当に最初のうちだけ。だんだん慣れてくると特に苦になることもなく普通に続けることができました。

 

問題は、食べることが好きだから。私の場合は色々は食事に興味があり、新しいものがあると絶対に食べてみたいです。そうすると、この食欲の誘惑に負けてしまうからこのダイエットが継続できなくなります。しっかりと自分自身をコントロールすることができる方であれば、食事回数を増やすダイエット方法は非常に効果的と言えるでしょう。